訪問リハビリテーションとは、お一人での通院が困難な方や寝たきりの方、または介助が必要な方を対象として、ご家庭に、直接、理学療法士が訪問し、機能回復や維持のため、身体の各部分の訓練（機能訓練）や歩行訓練、更衣、トイレ動作、食事動作などの日常生活に直結した訓練を実施するサービスです。

また主治医やケアマネージャー等と連携し、利用者の方の日常生活における自立困難な問題点を分析し、住み慣れたご家庭で安心して生活が送れるように支援しております。さらに、住宅改修や福祉用具利用のアドバイスや介護相談にも応じております。

訪問リハビリを受ける場合、医師による許可が必要です。特別な持病をお持ちの方は、主治医への相談が必要です。
障害の状態や運動時におけるリスク管理（心臓疾患があるときなど）によっては、リハビリが出来ないことがあります。主治医からの「診療情報提供書」をお持ちになって当院で診察を受けて下さい。 当院医師による許可が下りれば、訪問リハビリ開始となります。
※ 訪問リハビリの継続には、３ヶ月に一度の往診または当院来院による診察が必要となります。

具体的な業務内容

医師の診療に基き理学療法士が評価を行い、リハビリテーション実施計画書を作成します。 そして、それに基づいたリハビリテーションを行います。
具体的には…

• 関節の変形拘縮の改善
• 寝返りなどの体位変換・起居動作訓練
• 起きあがりや座位保持訓練
• 立ち上がり・歩行訓練
• 家族への介助方法の指導
• 福祉用具・住宅改造についてのアドバイス

…など、病状やモチベーション、環境をふまえて無理の無い 機能訓練と介助指導を行います。

※ 介護認定を受けられていない方は、まず認定を受けてください。 要支援、要介護どちらも対応しております。